近藤匠が「いい物件があるよ」と知人に紹介された店舗でバーを開業してから約一年半、店がようやく軌道に乗り始めたある夜のこと。あの男が近藤匠の店に現れた。注文以外はほとんどしゃべることなくカクテルを飲み続けるあの男は、いったい何者? そして、時間は刻一刻と過ぎてゆく中、近藤匠の耳に入って来た言葉は、「あの男、あと五分」だった。

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あの男あと五分試し読み版

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